炭水化物抜きダイエットは産後やっても問題はないのか?
ダイエットをするとき、いろいろな情報を得るために、●●ダイエットと検索していると、必ず出てくるのが、「炭水化物抜きダイエット」ですね。
炭水化物というのは、ごはんやパン、麺類などの食べてから、その後糖質になるものを抜いて、タンパク質を多く食べましょう〜というのが、このダイエットの中身です。
確かに、炭水化物というのは、1食で占めるカロリーの割合は高く、150kcal〜180kcalくらいになってしまいます。これ、3食食べると、少なくても450kcalくらいは炭水化物のみで占めているということになってしまうんですね。
そして、体内に取り込まれた時に、消化酵素で分解されて、その後使われて、残ったものは糖質として体内に蓄積されてしまうのです。
糖質=脂肪にもつながるものになりますので、そのため、炭水化物は太ると言われて、特に若い女性にとって敬遠されがちな食べものです。
ところが、炭水化物って、その中でも特にお米って、消化に時間がかかるものなので、一概に悪いか!?とかんがえると、ホントは悪いくないものであったりします。
それが、食事に使うエネルギーです。
生きていく上で、食事を3回食べますね。その場合に、実は食事を体内で消化させるエネルギーというのは実は、基礎代謝の中でも大きな割合を占めているのです。
何もしなくても消費する基礎代謝ですが、食事を3回食べた場合と、食べない場合、本来は食べていないほうが体重が減っていると思われがちなんですが、きちんと食事をとっているほうが代謝はズムーズにいっているのです。
特に、お米というのは、炭水化物のから糖質に分解される際、分子の大きさが大きく、消化に時間がかかるものです。
パンというのは、食べてすぐに消化が始まり、すぐに糖質になってしまうのに対して、お米は2時間経っても消化が完全に終わらずに、胃の中に残っているのです。
つまり、お米を食べるということは、消化するために体内のエネルギーを多く使うことになりますので、それだけ基礎代謝を多く使うことになるというわけです。
それを踏まえると、3食お米をしっかりと食べるのはダイエットには効果ありというのが今回の答えになります。
炭水化物抜きダイエットって一時的にやるには効果的ではありますが、長期にわたってやると、体が危機感を覚えちゃうことが予測されますので、やるならば1日1食だけと割りきってやるのがいいでしょう。
産後やるという炭水化物抜きダイエットはパンや麺類を抜くのが一番ベストということになります。