産後すぐに始めたい!骨盤矯正を自宅で行うたった一つのコツ
お産が終わり、骨盤が開いたままだと、下半身が太りやすくなるということは、多くの女性がご存知のことだと思います。
妊娠して、5〜6ヶ月目に入ると、骨盤は徐々に徐々に、ゆっくりと開き始めます。これが産道をつくる準備になります。
しかし、産後、なぜか皆さん、短い期間で骨盤を矯正しようと思ってしまうのです。
約5ヶ月くらいかけて開く骨盤ですから、1ヶ月で完全に戻ることはかなり無理があります。早くても3ヶ月くらいはかかると思ったほうがいいでしょう。
そこで、産後、1ヶ月検診でOKが出た段階から、少しずつ自分で矯正をやっていくことを心がけてください。
自宅でできる簡単骨盤矯正のコツ
やり方は、簡単です。
背筋をピン!と伸ばし、横から見た時に体全体がSの字を描くような、正しい姿勢で座ってみてください。
おそらく、腰のあたりがきゅ〜っと締まってくれるので、なんとなく辛い姿勢になると思います。これが正しい姿勢なので、できるだけこの姿勢を5分くらい続けてみてください。
その時に、おしりの穴をキュ!と締めて座っていると骨盤の中の筋肉が引き締まり、尿漏れや子宮が下がるということも予め防ぐことができます。
膣圧も鍛えられますので、ご主人のために〜って思ってやってみましょう。
はっきり言ってこれを3ヶ月くらい続けているだけで、お腹まわりの体幹にある筋肉が鍛えられますので、お腹まわりもすっきりしますよ。
こんな座り方はNG!
骨盤矯正をしたい方がやってはいけない座り方があります。
それが、横すわりです。
両足を片側に折りたたみ座るのは確かに楽ちんです。
しかし、これ、片側に体重をかけてしまっている姿勢なので、骨盤には悪影響を与えます。ましてや座る方向を片側だけにしている方は、骨盤がお産だけじゃない、横すわりのせいでゆがんでいる可能性が高いです。まずはこの座り方は基本的にしないと決めたほうがいいでしょう。
もう一つ。脚を組んで椅子に座るです。
これも片側に脚を組みますので、血流が悪くなり、片足がむくみ始めます。そして腰への負担もかかりますので、やめましょう。
座るときはとにかくちょっとつらい・・・というレベルが骨盤矯正には非常にいいのです。
座り方を変えて、背筋をピ〜ン!と伸ばすだけでも骨盤周りはスッキリしてきて、血液の流れがスムーズになり、老廃物を流すリンパの流れも良くなり、最終的には便秘が良くなったり、肌がキレイになったりといいことがいっぱいありますよ。
ヘタに骨盤ベルトを買ってつけるだけより効果はありますよ!